国民広場

イプシロンロケット2号機、打ち上げ成功!

2017.01.15 up

【ウチノウラキモツキ共和国国民レポーター べっぷ】

2016年12月20日20:00、イプシロンロケット2号機は内之浦から宇宙へ飛び立ちました。約13分後、搭載されたジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG)も予定軌道で無事に分離され、打ち上げは大成功! 当日の様子を国民レポーター別府が振り返ります。

 打ち上げ当日まで天気にやきもき。

イプシロンロケット2号機の打ち上げ日が発表されてからというもの、頭の片隅にはいつもイプシロンロケットのことが…。ネット上で発信される肝付町からの情報を見ては、わくわくと期待が高まり、毎日が遠足の前日のようなテンションでした。打ち上げの成功は言うまでもなく、なにより心配していたのが、当日の天気。ロケット打ち上げは天候次第で延期されることもしばしば…。雲があっても条件が整えば打ち上げられるけれど、できれば最後の最後まで、小さくなって見えなくなるまでイプシロンを見送りたい! 晴れたら冬の澄んだ空に星もきれいだろうな~。晴れるといいな~。ああでも欲を出してはいけない。どんな天気でも打ち上げが成功してくれればそれが一番! と言いつつも当日の天気が気になりすぎて時間があれば天気予報を見てしまうのでした。前日19日は、天気予報を確認してはそわそわ、1日中そわそわマンになって過ごしました。夜のうちに鹿屋へ移動し、飲めないビールを片手にお天気祭りをして20日の晴れを祈ります。

 みんなの思いは天気予報をも覆す! 青空のもと、いざ、宮原へ

2016年12月20日、鹿屋市の朝はぐずついたお天気。空に浮かぶ雲に向かって念を送る。そうこうしているうちに、なんと青空が! 晴れてきたー! イプシロンを応援するみんなの気持ちが通じたんだと感動しつつ、鹿屋市発・宮原見学場行きツアーバス(4号車)に乗り込みました。受付で受け取った見学者用リストバンド(今回はオレンジ!)をさっそく手にはめ、にやにやがとまりません。14:15、鹿屋市を出発したバスは、錦江町を通って肝付町へ。道中、車窓から見えた海は、水面に燦々と降り注ぐ太陽の光をきらきらと反射し、とてもきれいでした。バスの運転手さんはかなり優しく丁寧な運転で、車内の静かさも相まって途中うつらうつらしつつ、15:32、宮原見学場に到着。宮原の空も晴れてる!! 次々とツアーバスが到着し、集まった見学者とたくさんの出店が並ぶ会場はお祭り状態で、それだけでもうテンションがあがるし、今思い出してもわくわくした楽しい気持ちがよみがえります。

黄色いバスの4号車に乗って元気に出発です!

宮原見学場へ向かうバスの車窓から。本当にお天気が良くてとても綺麗! 12月なのに太陽の日差しは暑いくらいでした。

 

まるでお祭り会場!? にぎやかな宮原見学場でパワーチャージ!  

宮原に到着し、まずは「きもつき宇宙協議会」のブースへ。オリジナルグッズの販売とウチノウラキモツキ共和国の国民募集が行われていました。この日この場所で国民になると、協議会オリジナルノベルティ・イプシロンロケット缶バッジがもらえるという特典つき! この日のために用意された「We Love Rocket」のスタッフベストを着てちょこっとだけブースのお手伝いをしました。たくさんの宇宙ファンのみなさんと直接お会いし、肝付町やイプシロンを応援する熱い気持ちを共有できてとても嬉しかったです! イプシロンウォーターを買ったり、肝付町PR動画や国民募集のアナウンスをしたり、地域おこし協力隊の加藤さんと一緒にミニクイズトークショーをしたり、会場を慌ただしくうろちょろしていました。

17時すぎには会場でTTV(台湾電視公司)の方から英語でインタビューされてあたふた。日本語で話して大丈夫ですよ、と言われてカメラに向かって日本語で話したにも関わらず、ロケットが、肝付町が大好きです! という暑苦しい気持ちが前面に出すぎて何をしゃべったかさっぱり!(笑) そうこうしているうちに17:10すぎ、ランチャー旋回! 整備棟からイプシロンロケットのおでましです。試験機よりも1.6m大きくなったイプシロンロケットの姿にうっとりしながらその時を待ちました。

宮原見学場到着! 出店のテントがたくさん並んでいます。

宮原の美しい青空を見て感激。 真ん中に小さく映っているのがイプシロンの整備棟。

肝付町観光協会&内之浦創星会のブース。今回も素敵なグッズがそろっていました! 創星会の焼きたてイカシロンも食欲をそそるいい匂い!

こちらはイプシロンの里弁当シリーズのひとつ、『よくばり弁当』。美味しくいただきました♪

今回ゲットしたイプシロングッズ。青い缶バッジはきもつき宇宙協議会のオリジナルノベルティ。この日、共和国国民になるともらえた特典です。同行していた母が国民になり、いただいた物を私にプレゼントしてくれました。決して欲しそうな目をしていたわけでは…(笑)

ランチャー旋回! 整備棟からイプシロンロケット2号機のおでましです!

たくさんの見学者で賑わう宮原見学場。

 

いよいよリフトオフ! みんなの夢や願いを乗せて、矢のように宇宙へ。

会場は日が落ちると少し冷えてきました。身を切るような寒さではなく、冬のきりっとした心地のいい空気。イプシロンロケットの凛とした佇まいにぴったりです。すっきりと晴れ、澄んだ夜空には満天の星が輝き、会場で開催された星空観測会も賑わっていました。そんな中、肝付町上空をISS(国際宇宙ステーション)がタイミングよく通過して会場も大盛り上がり。

19:50、会場のライトも落とされ、いよいよです。ライトアップされた射点にまっすぐ立つイプシロンロケットはとても幻想的でした。カウントダウンがはじまり、緊張もピークに。会場からはイプシロンへ熱い視線が注がれます。

20:00、リフトオフの瞬間。会場は一瞬、真昼のように明るく照らされ、イプシロンロケットは力強い轟音を響かせながら飛び立ちました。

会場周辺のライトは落とされ真っ暗闇に。ライトアップされた射場が浮かび上がります。

リフトオフの瞬間。まばゆい光に照らされて歓声があがりました。

遅れて鳴り響くイプシロンロケットの轟音。肌までびりびりする迫力です。写真には光の球のように映っていますが、矢のように飛んでいったんですよ!

星の光の間を抜けて小さな点になり見えなくなるまでイプシロンロケットを見送りました。

 

満天の星に彩られた雲もない夜空に、宇宙を目指して飛んだイプシロンロケット。息をのむほど美しく感動的な打ち上げでした。こんなに最高の打ち上げは今までなかったと思うくらい。

たくさんの人の苦労や想いを乗せて内之浦から飛び立ったイプシロンロケットは、国産固体燃料ロケットの復活と世界に誇る日本の技術力の高さ、肝付町にさらなる活気を生みだすことへの期待と喜びにあふれ、胸を熱くさせるのです。

このときめきってもう恋なんじゃないかな~なんて(笑) 

宇宙に、ロケットに、肝付町に、恋する仲間がたくさん増えますように!