お知らせ

地元の思いを宙に! JAXAのプロジェクトチームに千羽鶴が贈呈されました。

2016.12.16 up

脈々と受け継がれる、ロケット発射場と地元をつなぐ恒例行事とは?

肝付町内之浦では、住民の皆さんが、まるで家族のようにロケット実験班を見守ります。

ロケット打ち上げの失敗も成功も、共に泣き笑い歩んできた内之浦。観測所が出来て50年もの間、ずっと続いてきた心温まる行事があります。それは、「ロケット関係者を元気付けたい!応援したい!」という思いから、地元の方々が中心となって千羽鶴を折り、ロケット打ち上げの成功を祈るというもの。今年もまた、イプシロン2号機の打ち上げ成功を願って内之浦の方々の想いが込められた千羽鶴が完成しました。

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「L-4S5」(昭和45年、日本初の衛星、『おおすみ』の打ち上げに成功したロケット)成功を祈願する。婦人会の皆さん。

「銀河アリーナ」の資料室に展示されている千羽鶴。これは「はやぶさ2」のときのもの。

「銀河アリーナ」の資料室に展示されている千羽鶴。これは「はやぶさ2」のときのもの。

 

12月10日、イプシロンロケット2号機が打ち上がるのを前に、JAXA内之浦宇宙空間観測所構内で「千羽鶴贈呈式」が行われました。地元の婦人会と女性会の皆さんから、JAXAのプロジェクトチームに千羽鶴が手渡された様子をレポートします。

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贈呈式の前に訪れたのは、内之浦地区にある「高屋神社」。およそ50年前から、地元の住民と共にロケットの打ち上げ成功を見守ってきました。清々しい青空が、イプシロンロケットとERGの成功を応援しているようです。当日も、晴れたらいいのですが…(予報は、曇り時々雨。)

高屋神社正面。

高屋神社正面。

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千羽鶴を掲げ、お参りをする婦人会のみなさん。「イプシロンロケット2号機が無事飛翔しますように」。およそ2メートルの、色鮮やかな鶴に思いを載せます。

お参りを終えた後は、JAXA内之浦宇宙空間観測所へ移動。たくさんの報道陣が迎えてくれました。糸川先生の銅象を前に、緊張した面持ちでプロジェクトチームの到着を待ちます。

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いよいよ、贈呈式が始まりました。JAXAイプシロンロケットプロジェクトチームサブマネージャの井元隆行さんに、地元の思いを載せた千羽鶴を手渡します。「打ち上げ頑張ってください。」励ましの言葉でねぎらいます。

井元さんは、「内之浦の皆さんの応援、とても嬉しく思います。」と笑顔で感謝の気持ちを伝えられ、感慨深い顔で、千羽鶴をジッと見つめられていました。

井元さんの胸には、「We Love Rocket!」と刻まれたウチノウラキモツキ共和国の缶バッジが光っています。(プレゼントしたところ、快く身につけて下さいました)

井元さんの胸には、「We Love Rocket!」と刻まれたウチノウラキモツキ共和国の缶バッジが光っています。(プレゼントしたところ、快く身につけて下さいました)

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続いて、ジオスペース探査衛星「ERG」プロジェクトマネージャの篠原育さんに千羽鶴が贈呈されました。篠原さんは、「衛星の仕事は、打ち上がってからが本番です。皆さんの応援が力になります。ありがとうございます。」と、決意を新たにしていました。

最後の記念撮影には、地域おこし協力隊も参加させて頂きました。2016年12月20日に打ち上げられる、「イプシロンロケット2号機」とジオスペース探査衛星「ERG」。千の鶴に込められた思いは、きっと宇宙に届くに違いありません。

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地元のみなさん、スタッフのみなさん、打ち上げまでもう少し!頑張って下さい!!